映画・テレビ

沈黙ーサイレンスー

もうご覧になりましたか?
非常に重いテーマです。そんな暗くて重くて・・の映画をわざわざお金を出して、見に行かなくてもという人もいらっしゃると思います。私も、そう思いますから。
でも、「沈黙」が映画になると知ったとき、私は、見てみたいなと強く思いました。
なぜなら、学生時代この小説を読んだときの強い衝撃が、今でも忘れられないからなのです。
2時間42分という長い映画ですが、全然長くは感じませんでした。
 
最も面白いと思ったのは、若いポルトガル司祭、ロドリゴが、自分たちの師であったフェレイラと再会して、(再開した時は、すでに棄教し、お寺で生活していた)議論する場面です。ロドリゴともう一人の司祭ガルペは、日本で行方不明になった師、フェレイラを探すため、そして、布教のために、危険を冒して、日本へやってきたのでした。
先生、あなたほどの方が、なぜ?。という思い。
ロドリゴの心の叫び、苛立ち、自責の念、
主よ、あなたはなぜ沈黙を続けるのですか、という問いかけ。
言葉では言い尽くせない、複雑な心境を表現していたと思います。
 
キチジロウをどうとらえるか、銀300枚のために ロドリゴを通報し、踏み絵を何度も踏みます。なのに、赦しをもとめて、何度もロドリゴのもとへやってくるのです。完全にキリスト教から離れることはできないのです。最後の場面でも、お守り袋の中に、十字架を思わせるものを入れていたのです。
ロドリゴも、踏み絵を踏まされ、棄教させられ、妻と子を与えられ、見張られながらの生活のなかで、じいさま(殉死した村人)から、もらった木の枝でつくった十字架をお守りとしていたのでした。
あ! そうそう!
お奉行 井上様が、英語を話すのには、ちょっと驚きでしたけどね。
 
 
私は、仕事の帰り、一人で見て、さっさと帰ってきました。夜でしたし、寒い日だったので。
でも、テーマがテーマだけに、誰かと一緒に行き、ランチかお茶でもして、気分転換して帰るのがお勧めかなと思います。

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パコ・デ・ルシア(Paco de Lucía)

<パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト>・・・ドキュメンタリー映画です。
有名なフラメンコギタリストとして、名前だけは知っていたけれど、中身については、何もしりませんでした。
ドキュメント映画に興味を持ち、5週目のお休みを利用して、久しぶりに文化村を訪れました。
7月から上映されていたこともあり、そう混んでもいなくて、とてもよかったです。
父が兄にフラメンコギターを教えるのをそばで見ながら覚えるという天才ぶり。
映画のファーストシーンは、やすりで爪を磨いている場面が、映しだされます。(私には、とても印象的でした。)
いろいろな人のインタビューは、字幕を追うことにやや疲れましたが、興味深いコメントでした。
映画を見て、また会場でもらってきたパンフレットを読んで、監督は、パコの息子で2010年から2014年まで、インタビューや取材がされていたこと。オーケストラとアランフェスを共演していたこと。ジャズやクラシックの要素を取り入れた音楽を作り上げていたことなどを知りました。
予備知識を持って、もう一度みたら、また違ったことに気づき面白いだろうと思っています。

愛と狂気のヴァイオリニスト

7月は、水曜日が5回ありました。第5週目は、フリーな日です。そして、映画は、レディスデイ。

ず~っと前から、見に行こうと決めていた、パガニーニの映画をみました。

原題は、「The devil vaiolinet]  日本版タイトル、「愛と狂気のヴァイオリニスト」

公式サイト:http://paganini-movie.com/

吹き替えなし、パガニーニ役は、本当のヴァイオリニストであり、使われた楽器は、5億円のストラデヴァリオスだそです。演奏は、聴きごたえがありました。さながら、コンサートホールにいるような感じです。

2つのSci-Fi 映画

私にしては、非常に珍しく2週続けて映画を見に行きました。

どちらも Science-Fiction の映画です。

一つは、『トランセンデンス』( ~もしもコンピュータに科学者の頭脳をインストールしたら~)

http://transcendence.jp/

もう一つは、『Her』 (~世界で一つの彼女~)

http://her.asmik-ace.co.jp/

どちらも、コンピュターに関する話だったので、ちょっと興味をもったのです。2つの映画は、まったくタイプの違うScience-Fiction でした。

どちらもそれぞれ、それなりに面白かったのですが、絶賛するところまではいたりませんでした。

日経新聞の★3つ(4つ)の評価が納得できる気がしました。

アナと雪の女王

今日は、第4水曜日。本来なら、絶対に外せないスピカの練習日なのですが、場所がとれなかったことと、きらめきが終わったばかりなので、ということで、練習がありませんでした。

ということは、フリーな1日です。さぁ~何をしようかな・・・・~

とある用事を済ませるために新宿へ行きました。そのまま帰るのももったいない気がして・・(何がもったいないのかよくわからないけど) ・・ふらりとピカデリーへ入り、「アナと雪の女王」を見てきました。

今日は、水曜日、レディスデイ。1000円が1100円になっていました。

予想以上に面白かったです。 姉妹愛の物語ですね!

大統領の執事の涙

  「大統領の執事の涙」という映画を、2,3日前、見てきました。

だいぶ前、何かでこの映画のことを知ったときから、見てみたいと思っていた映画です。

私が見た前日か前々日、おなじように黒人を主人公にした映画、「それでも夜は明ける」が、アカデミー賞最優秀作品賞をとったことが、大きな話題となったせいか、大きな劇場は、ほぼ満席でした。

「それでも夜は明ける」も、見てみたいと思いますが、私には、ちょっと難しいかな・・・

こちらは、もっと生々しく激しい感じがします。

少年H

夏バテ?から、相手が体調を崩し、予定がキャンセルになりました。

その日は、映画レディスデイ。そこで、以前から気になっている「少年H」を見に行きました。

「早起きは3文の得」じゃないけど、朝1番の回にしたら、レディスディ にも関わらず、人が少なくて、ゆっくりと、落ち着いて鑑賞できました。

戦争とは関係なく、人間の生き方・考え方に関することで、は!っとさせられる場面が、私には2つほどありました。

公式サイト

風立ちぬ

今週は、お盆休みのところが、多いですね!通勤時間帯の電車も乗客が少なくて、快適です。仕事場は、完全クローズではないので、今週も出勤しましたが、アンサンブルなどは、休み。夫もお盆休みだったので、映画「風立ちぬ」を見に行きました。

ネットで予約して行ってよかったです。窓口は、長い行列でした。

<感想は・・?>

面白かったです。やはり、絵が綺麗。描写が緻密。とても丁寧に描かれている感じがしました。アニメや映画製作に詳しい人は、いろいろ感想があるでしょうが、素人には、楽しめる映画でした。ず~っと、1位を維持している理由もわかる気がします。

一緒に行った主人は、ちらっ、ちらっと出てくる、生活用品に感激しています。

子供のころ、使っていたものが出てくるのだそうです。

計算尺が何度も出てきます。今の人は、知っているのかな?

実は、私の年代が、計算尺を学校で習った最後の世代らしいのです。今の若い人は、あれを見てどう思ったでしょうか?

タバコを吸う場目もいろいろ問題視されているようですが、昔は、いまほど、禁煙にうるさくなかったので、当然とも言える場面です。

私には、離れを貸す時に、家主が言った言葉が、印象的でした。

あんまり書くと、また消えそうなので、この辺で・・・

25年目の弦楽四重奏 つづき

昨日は、長々と書いたところで、消えてしまったので、(間違えて消してしまった?)ので、もう一度書く気にもなれず、(昨日の文章は、再現できなかった) 寝てしまったけど、余韻は、今日も残っている。

昨日書いたこととは、少し違うのだけど・・

いろいろなところで、音楽に関することが出てくるが、音楽学校のマスタークラスで、チェロ奏者が、パブロ・カザルスとのエピソードを話す場面がある。

チェロ奏者は、カザルスの前で、チェロ組曲4番、プレリュードを弾いた。全然弾けない。本人は、とても不本意のまま終わった。次に、アルマンデを弾く。でもやはり、上手く弾けない。

だが、カザルスは、「いいよ。とてもすばらしい!」と褒めたのである。チェロ奏者は、バカにされたと思ってしまう。

何年かのち、再びカザルスと出会い、そのことを追求する。そのとき、カザルスは、言うのである。「よく、覚えているよ。私は、とても嬉しかった。たとえ、一瞬でも素晴らしい音を聴けたことに感謝したんだ。」と。

この話を聞いたマスタークラスの生徒たちの表情もとてもすばらしかった。

また、セカンドヴァイオリンとヴィオラ(二人は夫婦)の娘が、ファーストヴァイオリンに、習いに行った場面で、ベートーベンの分厚い伝記を渡され、出直して来いと即座に追い返される。

「作品131に挑戦する前に、彼の悲惨な人生を知れ」と。

そのことを自分の父であるセカンドヴァイオリンに言うと「的確な助言だ」の一言で終わる。

最後の記念コンサートの場面。途中でチェロ奏者が交代した後、ファーストヴァイオリンは、自分から、静かに楽譜を閉じてしまう。つまり暗譜で演奏しようとするのである。コンサートへ向けてのリハーサル中、暗譜で弾こうという提案に、彼は、ことごとく反対していたのである。

映画のクライマックスは、25周年記念コンサートの場面である。第7楽章まで、すべてアタッカでつなぎ、止まってはならないのである。たとえ、調弦がくるっても。 そんな曲だが、病気のチェロ奏者は、(この病気の発見が、そもそもの事の始まりなのであるが)、途中で演奏をやめ、新しい後任のチェロ奏者に代わる。それは、聴衆への引退表明でもあった。

いかにスマートに四重奏団を生まれ変わらせるか、それは、四重奏団を心の底から愛して、大事に思っていたチェロ奏者の最後の願いであり、それを、実に見事に完璧に演じて、次のチェロ奏者にバトンを渡したと思う。ストーリーには、そのためのいろいろな伏線が織り込まれている。

チェロ奏者の気持ちをくみ取ったからこそ、ファーストヴァイオリンは、楽譜を閉じ、ほかのメンバーも自分で楽譜を閉じたのであろう。

数小節戻り、曲のクライマックス第7楽章へ、演奏は入っていく。

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これは、曲の冒頭のファーストバイオリンの楽譜です。

プログラムを買ったら、4パート分、1枚だけですが、楽譜がついていました。

25年目の弦楽四重奏

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今日は、こんな映画をみてきました。とても感動して、最後のコンサートの場面では、涙がでてしまいました。

とても詳しく書いていたのですが、最後にUPするところで、間違って消えてしまいました。

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